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我が家の越後屋。

 2008-06-16
まさる君は家で
金魚を二匹飼っていました。
きっかけは、金魚すくいでした。
金魚すくいの金魚は、すぐに死んじゃうよと
友だちから聞かされていたので、
まさる君はそんなに
長生きしないだろうと思っていました。
ところがところが、とても元気。
病気ひとつしませんでした。

そして、その2匹はとても仲良し、
泳ぐ時もぴったりと寄り添い、
眠る時も、一緒。
そばを離れようとしません。
それが半年ほど前に一匹が病気になって
死んでしまったのです。

金魚に感情があるのかどうかわかりませんが、
まさる君には、残された一匹が
なんとなく寂しそうにみえました。
飼育書によると、金魚は群れて生活するので、
複数で飼う方がよいとされています。
というわけで、まさる君は
もう一匹増やそうと思っていたのですが、
ついつい遊ぶのに夢中。
どんどん日が過ぎていきました。
一匹になると、それはそれで
落ち着いてきたようで、
その子は、ゆったりと生活を
楽しんでいるようでした。

それから半年、やっぱりもう一匹ということで、
まさる君は、近くの金魚屋さんに
新しい金魚を買いにいきました。
新しい金魚は、うちの子よりも、一回りも小さい。
同じ水槽に入れて大丈夫なのかと
少し心配になりました。

えさをちゃんと食べられるのか?
いじめられないだろうか?
そんな不安をかかえながら
水槽に入れてみると、びっくり。
予想とはまったく逆でした。
新しい子は、小さいながらも、
水槽の群れの中で
激しいエサ争奪戦を繰り広げていた戦士、
かたやうちの子は、一匹で悠々自適で
エサをもらっていた金魚。
その戦士は、小さいカラダでうちの子を追いかけ回し、
どんどんエサを奪っていく。
うちの子は逃げる一方で
なかなかエサにありつけないようすでした。
まさる君は、それを見て笑ってしまいました。
どんな世界でも同じなんだね。

その後も、その新しい金魚の
ワルぶりはあいかわらず。
エサのとき、必ずもう一匹を追い回して、
自分だけ食べようとする。
時代劇が好きなまさる君は
新しい金魚に「越後屋」という名前を付けました。

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プロフィール

Author:bruce06
大阪在住のコピーライターです

今から何年も前、遊びで歌詞のようなものを書いていました。
それをブログに載せようと思いましたが、今、読み返してみると、あまりにもヘタ。
そのままそこに載せるのは、
恥ずかしいので、別のブログをつくって、こっそりとそこへ
載せようと思いました。そして
つくったのがこのブログ。
だから、素人の落書きのようなもの、駄文集です。さらっと流し読みしてください。

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